広島新四国八十八ヶ所めぐり 秋コース 

今日、11月20日は、広島新四国八十八ヶ所の秋コース巡拝で、佐伯コースをまわる日です。
 51番札所の佐伯区観音寺は、佐伯コースに入っておりまして、今日は巡拝の方が来られる日なのです。
 巡拝者の方々は、観音寺に、例年、午後2時前に到着いたします。

   20091120八十八ヶ所1

 そのため私は、巡拝の準備を始めました。
 座布団やイスの準備、玄関の掃き掃除とスリッパの準備や、朱印を押すスタンプ台や筆などの用意などをしました。


   20091120八十八ヶ所3

 参拝者の方々は、まず線香を立てられてからお経をあげられます。気持ちよくお参りしていただくために、香炉(線香立て)の灰を掃除しました。

     20091120八十八ヶ所2

 それから、ご接待の準備、と思っていたら、ご接待の準備は住職がすでにしておりました。
 今回のご接待は、5月の春コースのような、コーラではなく…お菓子と温かいお茶でした(ホッ)。

 例年午後2時前にはいらっしゃるのですが、今回は、2時を過ぎていらっしゃいました。13人の方にお参りいただきました。

 先達の和尚さんが、納経の受付をされて、お経が始まります。
 みなさん般若心経や御真言などを、ぴったりと声をそろえてあげられていて、とても素晴らしかったです。

     20091120八十八ヶ所4

 そして、お経が終わりますと、みなさんテーブルを囲んでお茶を召しあがりました。
 少しお話ししたかったのですが、時間が押していたため、みなさんお茶をいただかれるとすぐに本堂を出られました。
 住職も私も一緒に本堂を出て、みなさんをお見送りします。

   20091120ドウダンツツジ

 住職が「あちらは、ドウダンツツジの紅葉です!」と言うと、
 参拝者の方が、ドウダンツツジの方を見られて、「まあキレイ!」と声をあげられました。

 そして、住職が、「春には椿、夏にはアジサイが咲きます。」と言うと、
 もう1人の参拝者の方が、「前、アジサイを見させていただきました。とてもキレイでした!」とおっしゃられました。

 さらに、住職が「これはフヨウです。」と言いますと、参拝者の方は、玄関の左の、花が終わった芙蓉を見られました。
 参拝者の方が咲いている花を見つけられて、「これはなんですか?」と聞かれますと、住職は「セイヨウフヨウです。」と答えました。

セイヨウフヨウ
     20091120西洋フヨウ

 時間を気にしていた住職だったのですが、花の話が止まらず、時間も押していたので、気をもんでおりましたが、どうやらみなさん帰られるようです。
 バスで帰られるみなさんを、住職と一緒に合掌でお見送りしました。

 また来年には、椿やアジサイが咲く暖かい季節にぜひ来ていただいて、ゆっくり過ごしていただきたいなあと感じた秋の巡拝でした。

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毎月恒例 土曜坐禅会 紅葉の中で

 今日11月14日は、第2土曜日で、佐伯区観音寺では、毎月恒例の坐禅会が開催されました。
 今日は、昨日からの長雨とは打って変わって、快晴となりました。
 
   20091114快晴での坐禅会

  今日の坐禅会は、10名の団体の方々をはじめ、初参加の方が20名近くいらっしゃって、今日は、なんと 30名 近いご参加をいただきました(超驚)

     20091114坐禅会1

 今日は参加人数が多いこともあり、住職も坐禅会に参加し、警策をもって巡警することになりました。

   20091114坐禅会巡警

 住職が、さっそく警策を打ちました。しかし予想以上の大きな音がいたしました。まるで僧堂(修行道場)の雲水(修行僧)に打つ時のような音です。住職に遠慮は皆無でした。
 私も、もっと大きく打った方がよいのでしょうか?

     20091114坐禅会警策を受ける

 坐禅会の後は、茶話会。 
 初めて参加された方にお話をお聞きしました。
 団体で来られた方は同じ会社の幹部の方々で、坐禅をされにいらっしゃったようです。
 また、お1人で来られた方、お友達同士、親子連れの方がいらっしゃいましたが、禅の本などを読まれて興味を持っていらした方もおられました。
 
初参加の方 「坐禅は家でも今日のように25分位した方がいいのでしょうか?」
私       「少しの時間でも5分でも10分でも、日々続けられることが良いことだと思います。またご都合のつく時は、毎月坐禅会にお越しいただいて、家でもこちらでも、坐禅を継続していただきたいなと思います。」

 最後に住職から禅の話もありまして、茶話会はお開きとなりました。
 参加者の方は、境内のドウダンツツジの紅葉を見て帰られました。

   20091114坐禅会での紅葉ドウダンツツジ

 ドウダンツツジの紅葉もピークを越えたように感じます。月日が経つのは早いですね。
 毎日を大事に過ごして、また坐禅会でみなさんとお会いしたいなあと感じた一日でした!
 

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今日は午後から作務、そしてドウダン紅葉情報

 今日、11月8日は、私は午前中は法事で、午後から作務(さむ)をしました。
 ここで、作務とは日常の肉体労働のことをいいます。
 禅の修行道場では、この作務は重要な修行の一つでした。 毎日の拭き掃除、掃き掃除、草引き、剪定、畑の農作業など、修行道場では、自給自足が原則でした。こうした日々の作務が、特に禅寺で重要とされたのには、こんな話があったからです。

 中国の唐の時代の禅僧に、百丈禅師(720〜814)という方がおられました。
 百丈禅師は八十歳を過ぎても毎日畑仕事に出掛けられました。それを見た弟子たちがある日、体を心配してこっそりと鍬を隠しました。すると百丈禅師はそれから、自室にこもり一切食事をとられなくなりました。弟子が食事をとるようにとすすめると、こうおっしゃいました。

    「一日(いちじつ)作(な)さざれば一日食(く)らわず」

 似た言葉に「働かざるもの食うべからず」という言葉もありますが、自律的な精神から“私はいただきません”という所が大きく違っています。

 この逸話から、禅寺では作務が重んじられています。

     20091108大木を切る前

 そういうこともあるのか(?)、今日は作務に精を出しました。
 以前から、枯れていた大木をなんとかしなければと思っていたのですが、今日は思い切って、切ることにしました。

 まずは、木を倒す方向にのこぎりで三角形のように切りこみを入れ、反対側の少し上の方からのこぎりで切っていきます。
 このようにすると、倒したい方向に切り倒すことができます。

 私は、住職と交替しながら、ようやく2本の大木を切ることができました。(今も腕がだるいです。)


   20091108大木を切った後  20091108大木を切った後2


 しかし、倒した木をさらに細かく切って、運ぶ作業が残っていますが、それは明日へと持ち越しとなりました。

     20091108大木を切った後3


 そんな作務の間に、こんな風景に出合いました。

   20091108ツワブキにとまる蝶

 境内にはツワブキも所々に咲いております。そのツワブキの花に魅せられ、蝶がどこからか飛んできたんです。蝶は楽しそうにツワブキの花々を転々としていきます。
 そこで、蝶が花に止まった瞬間を、すかさずシャッターを切ったのが、この写真です。


 秋も次第に深まり、ついにドウダンツツジの紅葉が見頃を迎えました!
 しばらく、ドウダンツツジの紅葉に魅せられる日々となりそうです!

     20091108ドウダンツツジの紅葉1

   20091108ドウダンツツジの紅葉2

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晋山式 清水寺貫主を迎えて

 11月に入り、寒さが増してまいりましたが、みなさまお変わりないでしょうか。
 さて、先日11月1日に、広島県の部内のお寺さんの晋山式が行われました。
 晋山式は、漢字で、山に晋(すすむ)式と書きます。
 寺院には多く、○○山○○寺というふうに山号が付けられていますが、山はお寺の事を指します。
 山にすすむ式、つまり、晋山式とは、寺院に新たな住職が就任する儀式のことを言います。

   20091101晋山式その1

 晋山式の前に、9時45分から、お稚児さんと新住職さんがお寺まで歩いていく稚児行列がありました。
 天気予報では朝9時頃から雨となっていて心配されましたが、何とか天気がもち稚児行列が行われて良かったです。

     20091101晋山式その2

 晋山式では式中の役割分担があるのですが、私は維那(いのう)という役割でした。
 維那は、お経の進行を司る役です。本山で受けたお経の節の講習を活かせたでしょうか。

 晋山式の式次第
   20091101晋山式その3


 新住職さんが本堂に上がる前に、お稚児さんと一緒に、記念撮影を行いました。
 保護者のみなさんが笑顔で、お稚児さんたちを見ておられました。

 新住職さん(長い帽子をかぶっています。)
     20091101晋山式その4


 10時から、晋山式が開始され、式の後半に、京都清水寺の森清範貫主のご祝辞とお話がございました。森清範貫主は、京都の禅の修行道場で修行されたご経験があるそうです。禅寺の住職さんの晋山式ということもあって、お話の中に禅の逸話をとり入れてお話下さり、大変楽しいお話でした。お話の最中に、大雨が降り出しまして、本堂外のテントでお話を聞かれていた壇信徒の方には聞こえづらかったかもしれません。

 その後の午後からの祝斎では、新住職さんの挨拶、各テーブル1人ずつメッセージ(結婚披露宴のようでした)、最後に、森清範貫主にお話しいただきました。
 「今日は天気の方が心配されましたが、住職さんの時は天気がもちまして、私が話しだしますと、ザーザー大雨が降り出しまして…」と関西弁の口調で、みなさんを笑わせて下さり、さすが清水寺の貫主様だなあと思いました。

 この日の晋山式は、新住職さんだけでなく、私も、みなさんが心安らかに生活できるような僧侶となれるよう、さらに精進しなければと思わされる晋山式でした!

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修行道場の開山忌

 私は、昨日・今日と大分県に行っておりました。
 それは、私が修行しておりました、大分県にある修行道場の開山忌という法要に出席するためです。開山忌とは、そのお寺の開山(今まで代々続いてきた歴代の和尚さんの中で、最初の和尚さん)の祥月命日の法要のことです。
 私は、広島のお寺を朝8時すぎに出発し、修行道場へ昼すぎに到着いたしました。

  修行道場
   20091028修行道場へ到着


 28日は、開山忌の前日に行われる宿忌と呼ばれる法要を午後5時から行いました。
 お寺の和尚さんの法要は、前日にも行うんです。
 法要の後は、書院で和尚さん達みんなで夕食をいただきました。老師に久しぶりにお会いして、私のお寺での近況を報告いたしました。
 開山忌には、同じ修行道場で修行していた先輩方や後輩達が多く出席しますので、それぞれのお寺のことなど、ゆっくり話すことができます。
 私は、夕食が終わると、食事の後片付けを手伝った後、9時すぎに就寝いたしました。

  開山忌の飾り付け     
     20091028開山忌の飾り付け

 
 そして、29日の早朝、私は、朝課(朝のおつとめ、お経をあげること)をいたしました。
 早朝の冷たい風が、剃りたての頭に応えます(寒!)
 本堂で、雲水さん(修行僧)と一緒に50分近くお経をあげました。
  
   20091029早朝の朝課


 開山忌当日、夜が明けますと、雲一つない好天でした。
 午前11時、本堂にて、老師が導師となって、大勢の和尚さん達が、開山の和尚さんへの読経をいたしました。

     20091029開山忌当日
 
 法要が終わると、本堂で昼食。老師をはじめ、和尚さん、壇信徒のみなさんと一緒に食事をいただきました。そして食事が終わると、私は、食事と開山忌の飾り付けの後片付けを手伝ってから、広島へと帰りました。

 開山忌では、修行道場の先輩方や後輩達が自分のお寺に帰って頑張っている話を聞いたり、雲水さん達が老師や先輩に怒られながら修行に励んでいる姿を見て昔の自分を思いだしたり致します。
 気持ちを新たに、お寺に帰って頑張ろうと感じた開山忌でした!
 

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