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so-o

Author:so-o
広島市のお寺の副住職です。
あとつぎとして日々勉強中です。
お寺の活動や日々の生活の中で、感じたこと学んだことなどを書いております。
コメントをいただけると、うれしいです。

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ブログ移転のお知らせ

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

このたび、観音寺のブログを移転することになりました。

現在ご覧頂いているページのURLをブックマーク登録されている皆さまへは、大変お手数をおかけ致しますが、

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広島市 臨済宗(禅宗) 観音寺 ブログ
http://kannon-temple.com/blog/

今後とも、観音寺ブログをよろしくお願いいたします!
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観音寺坐禅会 一期一会の気持ち

スノーフレーク(あじさい)と本堂
20130608観音寺

第2土曜日の8日、毎月恒例の坐禅会には、16名のご参加をいただきました。
誠にありがとうございました。

25分の坐禅を2セットおこない、皆さんとテーブルを囲んでの茶話会。
このたびも「やまだ屋」さんから座禅会の皆さんへ施菓(桐葉菓)を頂戴いたしました。
いつもありがとうございます!

20130608桐葉菓

この日のお話は、一期一会のお話。

一期一会は、茶道から来た言葉です。
千利休の弟子、山上宗二が記した「山上宗二記」にこういう言葉があります。
「常の茶湯なりとも路地へ入るより出るまで、一期に一度の会のように亭主を敬い畏るべし」

「いつものお茶会であるといっても、その時その場所で行うお茶会は、一度だけなのだから、一生に一度の会という心がけでのぞみなさい。」と言っているんですね。

昨日、私は、広島新四国八十八か所霊場の佐伯コースの先達をさせていただきました。
マイクロバスに乗って、霊場寺院につきますと、参加者の皆さんと般若心経をお唱えします。
納経が終わりますと、和尚さんからお接待をうけました。
そして、次のお寺へと向かう時には、和尚さんが見送って下さいます。

ある高台の霊場寺院にお参りした時のことです。
長い階段を登って、お寺につきました。
そして、納経が終わり、階段を降りて、またマイクロバスで次の霊場に向かいます。
和尚さんが階段の上からこちらに手を振っています。
「降りてまた登るのは大変だろうからねえ。」と
参加者の方がおっしゃっていました。
和尚さんがバスの所まで見送って下さるかと思っていたのです。

しかし、バスが出発して2,3分経った時、バスの運転手さんが、
「まだ手を振っておられますよ。」というので、窓の外を見ると、
300m位離れた高台にあるお寺から、和尚さんがこちらに手を振り続けてくれていたのです。

参加者の皆さんも私も感動しました。胸が温かくなるお見送りでした。
一期一会の気持ちをその和尚さんから学ばせていただきました。

坂村真民さんの詩に「二度とない人生だから」という詩があります。
その中にこういう言葉があります。

二度とない人生だから、一輪の花にも無限の愛をそそいでゆこう

二度とない人生だから、まず一番身近な者たちに できるだけのことをしよう

二度とない人生、二度とない出会いですから、その時出会った一輪の花にも愛情を注いでいきましょう。
観音寺には350品種のあじさいがありますが、まだきれいに咲いている瞬間に出会っていない花もあります。
その時、咲いている花との出会いも、二度とない一期一会なんです。

普段暮らしている家族も、時間が刻々と過ぎていく中で、別れてまた出会えるか分からないことを考えれば、見送る時も迎える時も、心をこめて挨拶をする、一期一会の気持ちを持ちたいものですね。

このようなお話をいたしました。

ヤマアジサイ紅
20130608ヤマアジサイ紅

あと、1週間ほどであじさい祭りが開幕です。
6月16日(日)から7月7日(日)までの開催です。
開催期間中は抹茶をお出しできます。
初日の16日には、11時から、あじさい説法があります。
どうぞ、お越し下さい!

観音寺坐禅会 活かしあう

ビバーナムの花と本堂
20130511観音寺

第2土曜日の11日には、毎月恒例の坐禅会が行われ、20名のご参加をいただきました。
誠にありがとうございました。

25分の坐禅を2セットおこない、皆さんとテーブルを囲んでの茶話会。
このたびも「やまだ屋」さんから座禅会の皆さんへ施菓(桐葉菓)を頂戴いたしました。
いつもありがとうございます!

20130511やまだ屋桐葉菓

この日のお話は、曹源一滴水のお話。

昔、岡山の曹源寺でたくさんの小僧さんが修行しておった時のことです。
小僧さんを指導される老師様がお風呂に入っておりました。
お風呂のお湯が熱かったので、老師様は「誰か水をくんできてくれんか。」と頼まれました。
すると、一人の小僧さんが来て、手桶を持って水をくんでこようとする時、手桶の中に少し残っていた水を捨ててしまいました。すると、老師様は、
「おまえ今、水を捨てたな!捨てた水も庭の木に与えたら、木も活きるし水も活きるのだ。一滴の水でも無駄にしてはいかん!」
と叱られました。
この小僧さんは、自分のしたことを大いに反省し、それから一滴の水も無駄にしまいと、滴水と名を改めて修行に励み、のちに京都大本山天龍寺の管長にまでなられたそうです。

この話は水に限ったことではありません。
毎日いただく食べ物も無駄にしないようにということでもあり、私達自分自身も無駄にしない、もっと活かしていくようにというお話であるでしょう。
水はお風呂のお湯にもなれば、植物にやる水にもなり、食器を洗う水にもなれば、のどの渇きをいやす水にもなります。
私達も色んな所で自分を活かしていけると思います。
自分をもっと活かして、そして他の人も活かしてあげられるように、坐禅をして心を調えてまいりたいものですね。
こんなお話をしました。

20130511アジサイの蕾

今、境内はあじさいの花が蕾をつけております。
来月にはいよいよアジサイが開花いたします。
どうぞ、来月の坐禅会もよろしくお願いいたします!

観音寺坐禅会 はきものをそろえる

20130413御室有明桜

 3月から4月にかけて境内の桜も次々と開花しまして、今は遅咲きの桜が開花しております。
 第2土曜日には、毎月恒例の坐禅会が行われ、16名のご参加をいただきました。

20130413座禅会2

25分の坐禅を2セットおこない、皆さんとテーブルを囲んでの茶話会。
このたびも「やまだ屋」さんから座禅会の皆さんへ施菓(桐葉菓)をいただきました。
いつもありがとうございます!

20130413座禅会1

この日のお話は、看脚下(かんきゃっか)の禅語のお話。

本堂に上がる前にこの言葉をご覧になったかと思います。
「あしもとを見なさい。」つまり、はきものをそろえなさいよ、といった意味でご存知の方もいると思います。

この言葉が禅寺の玄関などでよく見られるのは、昔の禅僧が言った言葉、禅語だからです。

昔、中国の宋の時代、今から900年位前の話です。
五祖法演禅師という方がおりました。その方が三人の弟子と一緒に夜道を歩いておりました。
もちろん、夜道は暗いですから、灯りをともして歩いておりました。
すると、突然、強い風が吹き、灯りの火が消えてしまいました。

その時、師匠が弟子達に「一句言ってみよ。」と投げかけます。
夜道で頼りとしている灯りが消えてしまった、ここで一句言ってみよ、と弟子達に迫ったわけです。

1人目の弟子、2人目の弟子が答えますが、師匠は納得しません。
そして、3人目の弟子、圜悟克勤(えんごこくごん)がこう答えました。
「看脚下」
この答えを師匠は大いにほめました。

自分の足元を見てしっかり歩きませんと、つまづくかもしれませんし、道に迷うかもしれません。
どんな時でも自分の足元、つまり、自分の心をととのえて、しっかり道を歩いていく。
そうすれば、大きくつまづくこともないでしょう。また立ち上がっていけるでしょう。
答えは自分のすぐ近く、自分の足元にあるというのでしょうね。

「看脚下」(あしもとをみよ。)
はきものをそろえるということも、自分の心をととのえていくことの一つの表れだと思います。

はきものをそろえると 心もそろう
心がそろうと はきものもそろう
ぬぐときに そろえておくと
はくときに 心がみだれない
だれかがみだしておいたら
だまってそろえておいてあげよう
そうすればきっと
世界中の人の心もそろうでしょう

藤本幸邦さんの詩です。
皆さんは、今日、きちっとはきものをそろえていらっしゃいました。
これからもご自分のも、そして他の人のもそろえてあげて下さい。

こんなお話をしました。

今、境内は桜の他に、ツツジがきれいに咲いております。
どうぞ境内を散策なさって下さい。
そして、来月の坐禅会もよろしくお願いいたします。

ドウダンツツジ
20130413ドウダンツツジ
ミツバツツジ
20130413ミツバツツジ

広島椿祭り2013年

 3月21日は、元宇品観音寺で広島椿祭りが開催されました。
 今年の広島椿祭りは、20日から23日の4日間の開催です。

20130321広島椿1

 初日はお彼岸のお中日でしたが、あいにくの空模様でした。
 本日は好天にめぐまれ、広島椿を観賞される方々も多かったです。

 御遠方からも、大学の先生が来られて観賞されていました。
 そして住職と椿の話に花を咲かせていらっしゃいました。

20130321広島椿2
 
 日に日に暖かさが増して、次々に花が開いております。
 少し赤色に染まった絞り入りの広島椿も咲いています。

 明日も天気はよさそうです。 
 どうぞ広島椿をご覧にいらっしゃって下さい!

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